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正義の『おならマン!』

前回の『屁』話しで思い出したことがある。

小学生の時、全校生徒の前で合唱をしたが、
その練習を体育館で行っていた時の話しだ。

指揮を取る先生が指導していて、生徒は体育座りで静かに聞いていた。

『ブー…』

なぜか聞き覚えのある、懐かしさすら感じるものの
明らかに自分のモノではない音が真横から聞こえた。

しゃべっているのは先生だけ、しかも場所が体育館だけに
その音は異様に大きく聞こえた。

音の出どころは真横の女の子だ…。
周りは爆笑の渦…
先生も『誰がやらかした~』なんて笑ってる…

横を見ると、その子は下を向いて耳まで真っ赤にしている…

次の瞬間、俺の口が勝手に動いてた(笑)
『ヤベッ!やっちまった!』

先生『お前かぃ!(笑)』周り『くせーなぁ!(笑)』

これでいいんだ。
俺はこの子を救ったんだ。
きっと感謝してくれるに違いない。
そう思って隣を見ると…

俺を指差して大爆笑!!

さっきまで真っ赤な顔して下を向いてた女の子が
まるで虫ケラを見るような目で笑っていた…

捕らえられた仲間を助けに一人で敵地に潜入したが、
仲間が敵に寝返って完全に包囲されてしまったかのような感じ…。

挙げ句の果てに、その後一週間ほど『おならマン』と呼ばれ…
自分も『おならマンだ!』と開き直っていた(笑)

それから10年近く経ち、
地元の自動車学校でその女の子にバッタリ遭遇した。

『あの時…助けてくれてありがとう』

忘れていたもう一人の自分…
『おならマン』が救われた瞬間だった(笑)

そのついでに(?)告白された。
俺が助けたことで好きになったとかで…

『だってお前、指差して爆笑してたやん!』

もちろん切実に断ったことは言うまでもない(笑)

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奇跡の力

この話しは、俺が働く老人ホームでの奇跡の話し。

16日の月曜、ケアスタッフ数人で入浴介助をしていた時だった。
入浴を終え体を拭いたり服を着ているご入居者が数名。

入浴も半ばを過ぎ、程良く疲れを感じ始めた頃
浴室の中で体を洗っていたKさん(おばあちゃん)から不思議な音が…

『びりぃ~ぶ』

…ん?

今のは一体……

まさか…

……屁?

いやいや…あんなにハッキリと、しかも完璧な発音で…
有り得ないはずだ。

それよりも、何を信じろとおっしゃっているのか…?

などと先輩スタッフとヒソヒソと話していると…

『どりぃ~む』

奇跡が起きた。

『夢を信じろ』と…

まさかの激励か!?

ただ…今のは屁だよね。
イスに押しつぶされたお尻から出た音が浴室に響いて
上手い具合に言葉に聞こえたが…

でも…間違いない…屁だ。

だって、ものすごい臭いだもの…。

俺と先輩は必死に笑いを堪えた。
激励してくれたKさんを傷つけるわけにはいかないから(笑)

本人は全く気付いてないけど(笑)

風呂から出たKさんに
「やっぱり夢は諦めちゃダメですよね!」
と声をかけてみた(笑)

Kさん「そうよ!これからの社会はあんたら若者が頑張らなきゃ!」

横で堪えきれなくなった先輩が吹き出した(爆)

Kさん「いい笑顔だ!明るい社会は笑顔が作るのよ!」

その笑顔を作っているのが
Kさん本人だということをKさんは知らない(笑)

やはり明るい社会を作るのは若者だけではなく
お年寄りの力(屁力?)も必要なのだと教えられた1日だった。

『変わらないこと』

『変わらないこと』がどれだけ難しいことか。
『変わらない毎日』を過ごしたいと願っても
たった一晩で全てが変わってしまうこともある。

昨日は夕方5時から夜勤で4時半には出勤。
前日の夜勤だった先輩がまだいたから適当に挨拶した。
40代独身のいつも気丈な女先輩が俺の顔を見るなり泣き出して
「柴田さんが亡くなった」
と小さな声で弱々しく吐き出した。

耳を疑った。
一昨日の誕生会でボランティアの津軽三味線を聞きながら
笑いながら踊ってた柴田さんが亡くなった。

信じられなかった。
柴田さんは90前のおばあちゃんで、歌が大好きで、
俺がギターを弾くといつも手を叩いて歌ってくれた。
俺が話しかけるといつも笑ってくれた。
いつも笑顔で世話焼きで、綺麗好きで、ちょっぴり心配性で
「あんたが大好きなんだよ」って
笑いながら右手を掴んでペンペン叩かれた。
そういうスキンシップも柴田さんらしくて
俺も大好きなおばあちゃんだった。
いつも俺たちケアスタッフを笑わせてくれる楽しいおばあちゃんだった。

目の前に先輩がいたからか、
その話しが信じられなかったからか
不思議と涙は出なかった。

急いでユニフォームに着替えて柴田さんの部屋に行った。
パジャマ、洋服、ベッドシーツ全てが綺麗にたたまれていて
いつもの車椅子だけが無造作に置いてあって
そこに柴田さんはいなくて。

先輩が横に来て言った一言。
「やっぱり人の人生は、一度きりしかないんだよ」
涙が溢れてきた。

俺が働く職場は、昨日まで元気だった人が
今日はいないという事が当たり前に起きる。
一番【死】に近い場所だってことを改めて痛感した。

『一日を大切に…』

日々を重ねると曖昧になってくるけど、
いつも自分自身に言い聞かせなきゃならない。

『変わらないこと』がどれだけ難しいことか。
『変わらない毎日』を過ごしたいと願っても
たった一晩で全てが変わってしまうこともある。

これを読んだ人に伝えたいことがある。

『当たり前の幸せを大切にして欲しい』ということ。

『そこに大切な人がいるだけで幸せなんだ』ということ。

人は自分の思い通りにならないと、ついカッとなってしまう。

家族、恋人、友達、自分に関わる全ての人達

誰かがいなくなった時のことを考えてみて欲しい。
その人がいなくなってから気付いても遅いんだ。
そこにいてくれることの大切さを感じて欲しい。

俺は不器用ながらも自分のそばにいてくれる人達に感謝の言葉を送った。
改めて人の有り難みに気付かせてくれた柴田さんにも
心から「ありがとう」が言いたい。

物思いに耽る…

就職してからもう1年が過ぎた。
短距離を全力疾走したかのようにアッと言う間に過ぎてしまった。

今、思い起こすと1年間で様々なことを体験した。
ベテランのスタッフが何人も離れ、残りの少ないスタッフで休みを削って毎日残業して…
7人もの入居者が亡くなり、転倒事故で緊急対応も3回経験した。
とにかく基本に忠実で真面目に突っ走ってきたおかげで、
職場内では【できる奴】の部類として認められ、そのおかげでさらに仕事を課せられ。
下手なお世辞で先輩スタッフに気にいられ、面倒な【付き合い】もそこそこに。
『お前の名前が本部の出世リストに載ってる』とかで『本部でも有名人』
トントン拍子で少しずつ出世してしまっている。

端から見れば羨ましいと言われるが、良いのか悪いのかあまり喜ばしくない。
自分が働く目的が【偉くなるため】ではないから。
出世すれば給料は上がるが、出世すればするほど自分のやりたいことから遠ざかる。
俺は今のホームでじいちゃんばあちゃんたちとワイワイ楽しく過ごしたい。
スタッフが少なく長時間労働でキツい毎日だが、
じいちゃんばあちゃんたちの粋々した笑顔に救われながら働くのも悪くない。
一生懸命働けば働くほど感謝され、頼りにされ、
休みの日には「姿が見えない」と探してくれてるそうだ。

そんな俺にも今月から後輩が出来る。
大学を卒業したばかりの新卒が、去年の自分のようにここに来る。
その新入社員のトレーナーとして、職場のスタッフのほぼ半数が俺を推薦したらしい。
ただ基本に忠実で真面目ってだけで【できる奴】と位置付けられてしまったが故に
社長や幹部の人までも「期待してるぞ」なんてプレッシャーをかけられる。
自分のことで手一杯の自分が、何も知らない新人のトレーナーなんてできるはずがない…
今まではたまたま結果オーライで期待に応えてこれたが、
こればかりは自分一人の努力じゃどうにもなりそうもない。
平々凡々とじいちゃんばあちゃんとほのぼのとお茶するだけでは済ませてもらえないようだ。
出世したくてうまく幹部の人に取り入って本部に行った同期もいる。
高い給料は欲しいが、あまり飛躍的な出世を望まない者もいるってこと。

職選びに失敗したかな…
今の職業が自分の性に合いすぎて困る(汗)
幸せな悩みなんだろうが、いくら好きな仕事だからと言って、
これ以上仕事を増やされると精神的にも肉体的にも潰れてしまう。
実際は【できる奴】なんかじゃないし、
楽して給料稼いで愛車をいじりたいだけだし、
いじった愛車でドライブに行く時間も欲しい。

でも、頑張ってしまう自分がいてしまうんだ。
やるしかないんだよな。
「無理するな」ってよく言われるけど中途半端は嫌だし、
無理しなきゃなんない時だってあるわけで。
『これが大人の世界なんだ』
なんて言ってる社会人2年生。
人生を語るにはまだまだ早過ぎるな…

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